オフィスタイルカーペットのデザイン|色・貼り方・サイズの組み合わせ方

「オフィスタイルカーペットデザイン」と検索する方の多くは、無地のグレーやブルーを敷くだけでなく、色や貼り方を組み合わせて他社と差がつくオリジナルの模様をつくりたいと考えているのではないでしょうか。タイルカーペットは50cm角程度の正方形にカットされた床材で、1枚単位で色や柄を自由に組み合わせて敷くことができるため、ロールカーペットにはない柔軟なデザインがつくりやすいという特徴があります。この記事では、タイルカーペットでデザインの幅が広がる理由、市松貼り・流し貼り・ランダム貼りなど貼り方による印象の違い、色や柄を組み合わせた配色のつくり方、デザインを決める前に確認しておきたい機能面のポイント、実際にデザインを決めていく進め方までを整理して解説します。カーペット全体の種類やメリットについては別記事のオフィスカーペットのデザインで詳しく解説していますので、まずは基礎から知りたい方はあわせてご覧ください。オフィス移転・内装・家具をワンストップで支援するJOY Worksがご案内します。

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タイルカーペットのデザインの自由度が高い理由

会議室に敷かれた正方形のタイルカーペット

タイルカーペットは、50cm角や40cm角など正方形にカットされたタイル状の床材で、フロアタイルと呼ばれることもあります。業務用タイルカーペットの中には正方形以外に長方形や三角形の形状・サイズを展開している製品もあり、複数の形状を組み合わせることで、ロールカーペットやフローリングでは表現しにくい複雑な模様もつくれます。

ロールカーペットのように部屋全体を1枚で敷き詰めるのではなく、1枚ごとに色や柄を選んで貼る位置を決められる点が、タイルカーペットがデザインの自由度の高さで選ばれる理由です。使用しているうちに一部が汚れる、傷むといった場合も、その部分だけを取り外して張り替えられるため、デザインを維持しながら長く使い続けやすいという利点もあります。接着剤でしっかり貼り付けるタイプのほか、裏面が吸着加工になっていて接着剤を使わずに敷ける製品もあり、レイアウト変更の際に色や柄の組み合わせを変える作業もしやすくなります。

貼り方で広がるデザインパターン|市松貼り・流し貼り・ランダム貼り

流し貼り・ランダム貼りなど貼り方を変えたタイルカーペットのエントランス

市松貼り

1枚ごとにタイルの柄の向きを90度ずつ変えて交互に貼る「市松貼り」は、柄の継ぎ目が目立ちにくく、整然とした印象に仕上がります。同じ色のタイルで市松貼りにすると落ち着いた雰囲気になり、色の違うタイルを交互に組み合わせると、歩くたびに模様が切り替わるようなリズム感のある床になります。

流し貼り

すべてのタイルの柄の向きをそろえて同じ方向に貼る「流し貼り」は、床に奥行きや方向性を感じさせたい通路やエントランスに向いています。タイルを敷く方向を来客の進む方向に合わせると、視線が自然に奥へ流れ、案内サインのような役割を床だけで持たせることもできます。

ランダム貼り・ボーダー貼り

色の異なるタイルを不規則に組み合わせる「ランダム貼り」は、デザイン性の高いおしゃれな空間を演出しやすく、休憩スペースなど印象に残したいエリアで選ばれることが多い貼り方です。一方、帯状に色を変えて貼る「ボーダー貼り」は、執務スペースの通路部分だけ色を変えて動線を示したり、部署ごとにエリアを分けるゾーニングの手法としても使えます。

色・柄を組み合わせてつくる配色デザイン

色を組み合わせたタイルカーペットを敷いた小規模オフィスの内装

タイルカーペットは、無地のほか、ストライプや木目調、石目調など柄のバリエーションも豊富で、メーカーによっては1つの柄で20色・40色以上のカラー展開を用意している場合もあります。色数が多いほど、同じ柄でも濃淡をつけたグラデーション配色や、複数色を組み合わせた多色使いのデザインがつくりやすくなります。

配色を考える際は、部署やエリアごとにメインカラーを決め、通路やアクセント部分に差し色を1色置く程度に抑えると、全体の印象がまとまりやすくなります。ホテルや商業施設のロビーのような高級感のある配色も参考にできます。色が働く人や来訪者に与える心理的な効果については、別記事のオフィスデザインの色でも詳しく解説していますので、配色を検討する際の参考にあわせてご覧ください。

デザインを決める前に確認しておきたい機能面のポイント

来客の多い応接室に敷かれたタイルカーペットの質感

タイルカーペットの表面は、繊維の先端をカットした「カットパイル」と、糸をループ状に残した「ループパイル」という素材構造に分けられ、見た目の質感だけでなく耐久性にも違いがあります。来客の多いエントランスや人の行き交う通路など歩行量の多いエリアに柄を目立たせたデザインを使う場合は、毛並みがつぶれにくく耐久性に優れるループパイルを選んでおくと、デザインの印象を長く保ちやすくなります。

執務スペースでデザインを考える際は、椅子やOA機器の移動による静電気対策や、足音を吸収する防音性、ほこりの吸着によるハウスダストの飛散防止も合わせて確認しておきたいポイントです。会議室のように落ち着いた雰囲気と遮音性の両方が求められる空間では、見た目の柄だけでなく、音が響きにくい素材かどうかも選定の基準に加えておくと、デザインと機能を両立しやすくなります。静電気を抑える制電タイプを選んでおくと、デザイン性だけでなく快適性を高めることにつながり、生産性向上にも役立ちます。

タイルカーペットのデザインを決める進め方

タイルカーペットの貼り方パターンを図面で打ち合わせる様子

配色や貼り方のイメージが固まったら、平面図の上に色分けしたタイルの配置を書き込み、部署ごとにエリアを分けるゾーニングや通路の動線と重ならないかを確認します。図面上だけでは色の印象が分かりにくいため、実際のタイルサンプルを現場の照明の下に並べて、イメージどおりの配色になっているかを確かめる工程も欠かせません。

施工業者に見積りを依頼する際は、貼り方のパターンを示した図面やサンプルの写真を共有しておくと、現場での貼り間違いを防ぎやすくなります。レイアウト変更が多いオフィスでは、将来的にタイルを入れ替える可能性も考えたうえで、色や柄の組み合わせを決めておくと安心です。

導入後のレイアウト変更にも対応しやすいデザインのために

フリーアドレスのレイアウトに敷かれたタイルカーペット

タイルカーペットは1枚単位で交換できるため、部署の異動やレイアウト変更があった際も、全面を張り替えずにゾーニングのパターンだけを作り直せる点が大きな利点です。最初のデザインを決める段階で、今後レイアウトが変わる可能性のある範囲を意識しておくと、将来的な変更にも柔軟に対応しやすくなります。湿気や接着剤の選び方、原状回復に関する注意点は、別記事のオフィスカーペットのデザインでまとめていますので、導入を具体的に検討する際はあわせてご確認ください。

まとめ

壁と床のデザインを合わせたオフィス空間のカーペット

タイルカーペットは、1枚単位で色や柄を組み合わせられるという特徴から、市松貼り・流し貼り・ランダム貼りといった貼り方や、部署ごとの配色によるゾーニングまで、ロールカーペットにはない自由なデザインをつくりやすい床材です。デザインを決める際は、見た目の印象だけでなく、パイルの種類や静電気対策、防音性といった機能面も合わせて確認し、平面図やサンプルで事前にイメージを固めてから施工業者に相談すると、仕上がりのギャップを防げます。オフィス家具や壁のデザインと合わせて検討すると、空間全体の一体感も生まれやすくなります。レイアウト変更の可能性も踏まえてデザインを決めておくと、導入後も長く使い続けやすくなります。オフィスのタイルカーペットデザインでお悩みの際は、JOY Worksまでお気軽にご相談ください。オフィスデザインサービスや施工事例もあわせてご覧いただけます。

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