オフィスの会議室デザイン|レイアウト形式・広さ・設備の決め方

「オフィスデザイン 会議室」と検索する方の多くは、見た目をおしゃれにしたいだけでなく、何人で、どんな使い方をする会議室を、どう設計すればよいのか、具体的な判断基準を知りたいのではないでしょうか。会議室は社内会議や来客との商談、1on1面談、web会議など用途が幅広く、同じ「会議室」という名前の部屋でも、向いているレイアウトや広さ、設備は使われ方によって大きく変わります。オフィス全体の部屋ごとのデザインの考え方はオフィスルームデザインの基本で紹介していますが、この記事では会議室というテーマに絞り込み、レイアウト形式別の向き不向きから、人数・広さの目安、必要な設備、音や視線への配慮、デザインテイストと家具選びまでを整理してご紹介します。オフィス移転・内装・家具をワンストップで支援するJOY Worksがご案内します。

オフィス移転のご相談やお見積り
お気軽にご相談ください!

レイアウトやスケジュールのご相談や
おすすめプランのご提案もお任せください

代表の福士がお問合せに対応いたします

\ プランや料金などお気軽にご相談を! /

お問合せ
代表の福士
代表 福士

会議室デザインを考える前に整理したいこと

ミーティングを行う会議室の様子

会議室のデザインを検討する際、最初に迷いやすいのが「結局どんな会議室を作ればいいのか」という点です。会議室は社内会議・来客との商談・1on1面談・web会議など、実際には複数の異なる使われ方を1つの部屋に背負わせていることが少なくありません。使われ方があいまいなまま内装やレイアウトだけを先に決めてしまうと、せっかく整えた会議室が「結局使いにくい」「用途に合わず空いている時間が多い」という状態になりがちです。

そこでまず押さえておきたいのが、会議室を「人数」と「使われ方」の2つの軸で整理する考え方です。1〜4人程度が突発的な打ち合わせやミーティングに使う小さなスペース(ハドルルーム)、少人数での商談・1on1向けの小会議室、部署内のディスカッションや企画会議に使う中規模の会議室、研修や意思決定を行うフォーマルな大会議室など、会議室にはいくつかのタイプがあります。フリーアドレスやABW(アクティビティ・ベースド・ワーキング)のように固定席を持たない働き方が広がるオフィスほど、社員が気軽に使えるミーティングスペースの需要も高まる傾向があります。自社にどのタイプの会議室がどれだけ必要かを、オフィスレイアウト全体の中で先に整理しておくことが、無駄のない会議室デザインの第一歩です。近年はテレワークや働き方改革の広がりにより、オフィスに出社する時間の使い方そのものが見直されており、会議室に求められる役割も多様になっています。

会議室のレイアウト形式と向いている会議の種類

会議室に並ぶテーブルと椅子

会議室の使われ方が整理できたら、次に検討したいのがテーブルと椅子の配置、つまりレイアウト形式です。レイアウト形式には、参加者が対等な立場で議論しやすいものから、一方向への情報伝達に向いたものまでいくつかの型があり、会議の目的に合わない形式を選んでしまうと、発言しにくい雰囲気になったり、必要以上に緊張感が生まれて参加者の集中力が続かなかったりすることがあります。代表的なレイアウト形式を、向いている会議のシーンとあわせて紹介します。

対面形式・ロの字形式・コの字形式:フォーマルな会議や意思決定の場に

テーブルを対面やロの字、コの字に配置し、全員でテーブルを囲むように着席する形式は、参加者全員の顔が見渡せ、対等な立場で議論を進めやすいのが特徴です。経営会議や部門をまたぐ意思決定の場など、フォーマルな中〜大規模の会議に向いています。コの字形式は正面にスクリーンやモニターを置きやすいため、資料を見ながら議論したい場面にも適しています。小規模な商談や面談であれば、1組のテーブルを挟んで向かい合う対面形式のシンプルな応接スペースで十分なこともあります。

島型形式:グループワークやディスカッションに

複数のテーブルを島のように分散させて配置する島型形式は、少人数グループでのディスカッションやブレインストーミング、企画会議など、参加者同士が向かい合って意見交換しやすい場面に向いています。グループごとにテーブルを動かせるよう、キャスター付きの可動式テーブルやチェアを選んでおくと、人数の増減にも対応しやすくなります。

スクール形式・シアター形式:セミナーや研修、講演会に

全員が同じ方向を向いて着席するスクール形式やシアター形式は、講師やスクリーン、プレゼンテーションに意識を集中させたい、セミナー・研修・講演会・発表会のような一方向型の会議に向いています。スクール形式はテーブル付きで資料にメモを取りやすく、シアター形式は椅子のみで多人数を収容しやすいという違いがあるため、参加人数と、着席したまま資料に書き込む必要があるかどうかで選び分けるとよいでしょう。

人数・広さ別に見る会議室デザインの目安

広さを考慮したオフィスのワークスペース

会議室のデザインでもう一つ重要なのが、収容人数に対して適切な広さを確保することです。狭すぎる会議室は参加者同士の距離が近くなりすぎて窮屈な印象になり、逆に広すぎる会議室は人数が少ないときに落ち着かない雰囲気になります。1〜4人用のハドルルームやWeb会議ブースはコンパクトな個室でも十分機能しますが、8〜15人程度が使う中規模の会議室、20〜30人規模の大会議室になるほど、テーブル間の通路幅や、立って資料を見るためのゆとりも含めて寸法を計画する必要があります。座席同士の間隔が狭いと窮屈に感じやすいため、座席の配置にもゆとりを持たせましょう。

すべての会議室を固定サイズで作り切ってしまうと、会議の人数によって「広すぎる」「入りきらない」というミスマッチが起きやすくなります。可動式の間仕切りやキャスター付きの家具を取り入れておけば、必要に応じて2つの小会議室を1つの大会議室として使うなど、人数の増減にフレキシブルに対応できる、多目的な会議室デザインを実現できます。執務スペースのすぐそばに1〜2人用の小さなブースを増設し、1人で集中したいときに使えるワークスペースとしても活用しながら、会議室を圧迫せずに日常的なミーティングを受け止める工夫をしているオフィスも増えています。

会議室に揃えたい設備・ICT環境

モニターや設備を備えた会議スペース

会議室のデザインは、見た目のレイアウトだけでなく、会議を実際に進行するための設備まで含めて考える必要があります。基本となるのはホワイトボードで、議論の内容やアイデアを書き出しながら進めるディスカッション・ブレインストーミング系の会議では欠かせません。資料を共有するためのモニターやプロジェクター、スクリーンも、プレゼンテーションや社内研修を行う会議室には必須の設備です。

近年はweb会議・オンラインミーティングの比重が増えているため、マイクやスピーカーなど音響面の設備も重要になっています。カメラの映りを考えた照明計画や、オンライン参加者にも資料が見やすいモニターの設置位置、配線計画まで事前に検討しておくと、対面とオンラインが混在するハイブリッドな会議にもスムーズに対応できます。

快適な会議室に欠かせない環境面の工夫(音・視線・動線)

来客対応も考えたオフィスのエントランス

会議室デザインでは見落とされがちですが、音と視線への配慮も会議の質を大きく左右します。ガラス張りの会議室は開放感があり、執務スペースからも会議の様子が見えるため風通しの良い印象を作れますが、商談や人事評価など機密性の高い内容を話す会議室では、音漏れを防ぐ防音・遮音・吸音の工夫や、視線を遮るクローズドな個室としての設計も必要です。落ち着いて静かな環境で話したい会議は、執務スペースから少し離れた静かなエリアに配置するとよいでしょう。

動線の計画も重要なポイントです。来客対応に使う会議室は、エントランスから執務スペースの奥まで通さずに済む位置に配置すると、来訪者への配慮とセキュリティの両方を満たしやすくなります。社内会議用の会議室は、執務スペースからの移動距離が短いほど気軽にミーティングを開きやすくなり、社内のコミュニケーションの活性化にもつながります。収納棚やキャビネットは壁際にまとめて配置すると、通路幅を広く確保しやすくなります。

会議室デザインのテイストと家具選びのポイント

応接室のデザインと家具

会議室のデザインテイストは、企業イメージに合わせて選ぶのが基本です。来客対応が多い会議室であればコーポレートカラーや木目を取り入れた落ち着いたテイスト、社内のディスカッション用であればカジュアルで発言しやすい雰囲気、役員会議や重要な商談を行う会議室であれば重厚感のある素材でフォーマルな印象を演出するなど、使われ方に合わせてテイストを使い分けると、会議室ごとの役割がより伝わりやすくなります。ベージュやブラウンなど気持ちが落ち着く色合いの内装にすると、緊張感を和らげる効果もあります。照明の工夫次第で、明るい雰囲気にも、落ち着いた雰囲気にも調整できます。

テーブルや机、チェアといったオフィス家具の選び方も、見た目の印象だけでなく機能性まで含めて検討したいポイントです。長時間座ることが多い会議室では座り心地の良いチェアを、人数の増減が多い会議室ではキャスター付きで軽く動かせるテーブルやチェアを選ぶなど、実際の使われ方に合わせて家具を選定することが、長く使いやすい会議室デザインにつながります。リラックスした雰囲気を出したい応接室では、デスクではなくソファを置く選択肢もあります。機能性とデザイン性を両立させることで、会議室は単なる作業スペースから、企業らしさを伝える場所に変わります。

会議室デザインの工夫がもたらす効果

観葉植物を取り入れた会議室の内装

会議室デザインに工夫を取り入れることは、見た目を整えるだけでなく、実際の働きやすさにも効果をもたらします。参加者同士が意見交換する機会が増えるレイアウトは議論を促進し、新しいアイデアが生まれるきっかけになります。社内のコミュニケーションが円滑になれば、従業員のエンゲージメントや働く意欲の向上にもつながり、結果として効率的で生産性の高い会議運営にも結びつきます。会議室が足りない、使いにくいといった課題を解消することも、オフィス全体の働きやすさを高める重要なポイントです。

観葉植物やグリーンを取り入れたナチュラルな内装、カフェ風のカジュアルな雰囲気づくりは、堅さのある会議室の印象を和らげ、参加者がリラックスして発言しやすい空間をつくる工夫の一つです。会議室の快適性を高めることは、従業員の居心地の良さだけでなく、来客に対する企業イメージ・ブランディングの向上にも結びつきます。

実際にどのような会議室デザインが自社に合うか迷う場合は、総務担当者が他社の会議室を見学したり、施工事例やデザイン会社からの提案を参考にしたりしながら具体的なイメージを固めていく進め方もおすすめです。パーテーション(パーティション)で区切れる可動式の会議室や、家具を柔らかく配置して休憩・リフレッシュスペースと兼用できる会議室など、オフィスの広さやニーズに応じた柔軟な設計を検討してみましょう。可動式の間仕切りで会議室を柔軟に使うことは、オフィス全体のスペースの有効活用にもつながります。

まとめ

内装工事の様子

会議室のオフィスデザインは、人数や使われ方の整理からレイアウト形式の選定、広さの目安、必要な設備、音や視線への配慮、デザインテイストと家具選びまで、多くの検討ポイントが関わる奥の深いテーマです。オフィス全体の部屋ごとの考え方はオフィスルームデザインの基本で、空間全体のゾーニングや動線の基本はオフィス空間デザインの基本で紹介していますので、会議室だけでなくオフィス全体のレイアウトをあわせて検討する際にもご覧ください。会議室デザインでお悩みの際は、JOY Worksまでお気軽にご相談ください。オフィスデザインサービスや施工事例もあわせてご覧いただけます。

オフィス移転のご相談やお見積り
お気軽にご相談ください!

レイアウトやスケジュールのご相談や
おすすめプランのご提案もお任せください

代表の福士がお問合せに対応いたします

\ プランや料金などお気軽にご相談を! /

お問合せ
代表の福士
代表 福士