
オフィスデザインの「テイスト」とは?意味と代表的な種類一覧
「オフィスデザイン テイスト」と検索する方の多くは、そもそも「テイスト」とはどのような言葉を指すのか、そしてオフィスデザインにはどのような種類のテイストがあるのかを一通り把握したいと考えているのではないでしょうか。テイストとは、内装の色や素材、家具の選び方全体を貫く「デザインの方向性」を指す言葉で、選び方次第でオフィスの印象や社員の働きやすさは大きく変わります。この記事では、テイストという言葉の意味とコンセプト・テーマとの違いを整理したうえで、モダン・ナチュラルといった定番のテイストから、北欧・カフェ・ヴィンテージなど個性を出しやすいテイストまで代表的な種類を一覧でご紹介します。オフィス移転・内装・家具をワンストップで支援するJOY Worksが解説します。
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オフィスデザインにおける「テイスト」の意味

オフィスデザインにおけるテイストとは、内装カラーや素材、家具の形状・質感の選び方全体を貫く「意匠の方向性」を指す言葉です。同じ広さ・同じ予算のオフィスであっても、直線的で無機質な素材でまとめるのか、木のぬくもりを感じる素材でまとめるのかによって、完成する空間の印象はまったく異なります。似た言葉に「コンセプト」「テーマ」がありますが、コンセプトは「なぜこのオフィスをつくるのか」という企業理念や目的を言語化したもの、テーマはコンセプトを具体的なモチーフとして表現する切り口を指し、テイストはそれらを実際の内装として体現するための意匠ジャンルという位置づけになります。3つの言葉の関係やテーマの決め方についてはオフィスデザインのテーマとは?で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
テイストはオフィスレイアウトや空間デザインの土台になる要素でもあり、内装のデザイン性を大きく左右します。エントランス・執務スペース・会議室やミーティングルーム、オープンスペース・ワークスペースなど、フロア内の空間ごとにテイストを使い分けることで、企業らしい一体感と居心地の良さを両立させやすくなります。来訪者に高級感のある印象を与えたい場所と、社員が過ごすワークスペースとで、あえてテイストの強弱を変えるのも一つの考え方です。
代表的なオフィスデザインテイストの種類一覧

オフィスデザインでよく採用されるテイストには、定番として親しまれているものから、近年人気が高まっているものまでさまざまな種類があります。ここでは代表的な11種類を一覧でご紹介します。実際のオフィスでは複数のテイストを組み合わせるケースも多いため、まずは自社の企業イメージや働き方に近いものを探す参考としてご覧ください。
定番の5テイスト|モダン・ナチュラル・カジュアル・シンプル・和
都市的で先進的な印象の「モダン」、木のぬくもりとリラックス感が特徴の「ナチュラル」、ソファやフリーアドレスで肩の力を抜いた雰囲気をつくる「カジュアル」、装飾を抑えて上質さを演出する「シンプル」、格子や畳など和の意匠で世界観を体現する「和」の5つは、オフィスデザインで定番の人気を集めるテイストです。それぞれの特徴・向いている企業の傾向・空間ごとの使い分け方はおしゃれなオフィスデザインの選び方|代表的なテイストと特徴で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。ここからは、この5つと組み合わせて取り入れられることが多い、個性を出しやすいテイストをご紹介します。
北欧|明るさと機能美を両立する空間
白やベージュを基調とした明るい配色に、木目の家具、丸みのあるフォルムの照明・チェアを組み合わせ、シンプルながら温かみのある空間をつくるテイストです。北欧デザインらしい機能美・機能性を大切にしながら過度な装飾を避けるため、リフレッシュスペースやオープンスペースとの相性が良い傾向にあります。
カフェ|くつろぎと交流を生む空間
カウンター状のハイテーブルやハイチェア、木目の什器、ラウンジのような座席を組み合わせ、カフェのようにくつろげる雰囲気をつくるテイストです。堅苦しさのない空間は部署を越えたコミュニケーションの活性化につながりやすく、リフレッシュスペースや来客対応スペースに取り入れる企業が増えています。フリーアドレスやABW(Activity Based Working)のような多様な働き方を後押しする空間づくりとしても人気の高いテイストです。
ヴィンテージ|経年変化を楽しむ空間
使い込まれた質感の木材や革、あえて配管や躯体を見せる無機質な素材感を組み合わせ、経年変化を楽しむような味わいを演出するテイストです。空間演出次第で個性的で創造性を感じさせる空間になりやすく、クリエイティブ業界やブランディングを重視するスタートアップに選ばれる傾向があります。
西海岸|開放感のあるリラックス空間
白や淡いブルーを基調とした配色に、明るい木目や観葉植物を組み合わせ、アメリカ西海岸のような開放感とリラックス感を演出するテイストです。自然光を取り入れた大きな窓や間接照明と相性が良く、休憩・リフレッシュを重視する企業に向いています。
カラフル|企業イメージを色で伝える空間
コーポレートカラーやブランドカラーを内装や家具に大胆に取り入れ、企業イメージを色で印象づけるテイストです。壁面やチェアの張地など一部にアクセントとして取り入れるだけでも、フロア全体に活気とブランドイメージを社内外に発信する効果が期待できます。
リゾート|非日常のくつろぎを演出する空間
観葉植物やハンモック、ラタン素材のオフィス家具などを組み合わせ、旅先のような非日常のくつろぎを演出するテイストです。遊び心のある空間づくりを重視する企業や、採用広報での企業イメージづくりに力を入れたい企業との相性が良い傾向にあります。
テイストを選ぶときに注意したいポイント

コンセプト・企業ブランディングとの一貫性を優先する
テイストは見た目の好みだけで選ぶのではなく、自社のコンセプトや伝えたい企業イメージとの一貫性を優先して選ぶことが大切です。コーポレートカラーやロゴのトーンと極端に異なるテイストを選んでしまうと、社内外に発信したいブランドイメージがぶれてしまいます。
複数のテイストを取り入れる場合は優先順位を決める
1つのテイストだけに絞り込む必要はなく、実際には複数のテイストを組み合わせるオフィスも多くあります。ただし、装飾の異なるテイストを同じ比重で混在させると空間の統一感が損なわれやすいため、ベースとなるテイストを1つ決めたうえで、他のテイストは一部の空間にアクセントとして取り入れる程度に留めると、まとまりのある空間に仕上がります。
トレンドだけでなく実務性・働きやすさとの両立を見る
見た目のおしゃれさやトレンドだけでテイストを選んでしまうと、動線やゾーニングといった実務面の機能性が犠牲になることがあります。執務スペースやワークスペースは業務内容に応じて集中力を保てる落ち着いたテイストにまとめ、来客対応の多いエントランス・会議室・応接スペースで個性を強めに出すなど、空間ごとの役割とのバランスを意識すると失敗しにくくなります。空間ごとの使い分け方はおしゃれなオフィスデザインの選び方|代表的なテイストと特徴でも詳しく解説しています。
まとめ

オフィスデザインの「テイスト」とは、内装や家具の選び方全体を貫く意匠の方向性を指す言葉で、モダン・ナチュラル・カジュアル・シンプル・和といった定番のテイストのほか、北欧・カフェ・ヴィンテージ・西海岸・カラフル・リゾートなど、近年人気の高いテイストまで数多くの種類があります。テイストは見た目の好みだけで選ぶのではなく、自社のコンセプトや企業ブランディングとの一貫性、実務性との両立を意識しながら選ぶことが、失敗しないオフィスデザインへの近道です。自社らしいテイストを空間全体で統一すると、社員の一体感やオフィスの活気にもつながります。自社に合うテイストでお悩みの際は、JOY Worksまでお気軽にご相談ください。オフィスデザインサービスや施工事例もあわせてご覧いただけます。
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