オフィス机のデザインを決める、形状・素材・色の選び方
「オフィス机 デザイン」と検索する方の中には、デスクの配置やレイアウトではなく、机そのものの見た目や使い勝手――どんな形状の机を選べばよいか、天板の素材や色をどう決めればよいか、発注前に何を確認しておけばよいか――を知りたい方も多いのではないでしょうか。デスクの配置パターンや運用スタイル、通路幅などの基準寸法についてはオフィスデザインのデスク選びとレイアウトで詳しく解説していますので、この記事では机という家具そのもののデザインを決める基準に絞ってご紹介します。形状・素材・色の組み合わせ次第で、同じ執務スペースでも印象や使いやすさは大きく変わります。オフィス移転・内装・家具をワンストップで支援するJOY Worksが、快適で洗練された机選びのポイントを整理します。
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机のデザインを決める3つの基準――形状・素材・色

オフィス机のデザインは、机の配置やレイアウトとは別に、机そのものの形状・素材・色という3つの基準で決まります。対向型・背面型(背中合わせ)・ブーメラン型といったレイアウトの型や、座席を固定するかどうかを含む運用スタイル(フリーアドレスなど)、通路幅や机上サイズといった基準寸法については、オフィスデザインのデスク選びとレイアウトのページで解説していますので、レイアウトから検討したい方はそちらもあわせてご確認ください。この記事では、どのレイアウトを選んだ場合でも共通して検討することになる、机という家具そのもののデザインの決め方を中心にご紹介します。机そのもののデザインは、オフィスレイアウト全体の印象や働きやすさにも影響します。
机の形状で変わる印象と向き・不向き

机の形状には大きく分けて、片袖机や平机などのスタンダードな事務机、L字型(ブーメラン型)デスク、昇降式(スタンディング対応)デスク、ベンチ型デスクの4つのタイプがあります。部署やチームの業務内容や用途に応じて最適な形状を選ぶことで、見た目のおしゃれさやデザイン性だけでなく、ワークスペースの使いやすさも両立できます。人数や働き方の変化に応じる柔軟さを備えた形状を選んでおくと、それぞれの業務に適する机を長く使い続けられます。
平机・片袖机(スタンダードな事務机)
平机は天板だけのシンプルな形状の机で、複数台を並べて対向型や同向型のレイアウトを組みやすく、オフィスの執務室でもっとも多く採用されています。片袖机は天板の脇に引き出しや収納を備えたワゴン(袖)が一体になったタイプで、書類や私物を机の近くに収納できる点が特徴です。シンプルな形状のため、天板や脚のカラーをコーポレートカラーや内装の木目調に合わせやすく、オフィス全体の印象づくりや洗練されたデザイン性にもつながります。
L字型(ブーメラン型)デスク
L字型デスクは、正面の天板に加えて側面にも作業スペースを設けた、左右どちらの向きにも配置できる形状で、通称ブーメラン型とも呼ばれます。モニターを複数台並べる業務や、資料を広げて作業したいなど、広い机で一人あたり最適なワークスペースを確保したい部署に向く机です。一方で設置に必要な面積が大きいため、島内の通路幅や隣席との距離感に余裕を持たせたレイアウト計画が欠かせません。
昇降式(スタンディング対応)デスク
昇降式デスクは、手動または電動で天板の高さを調整できる机で、座り姿勢と立ち姿勢を切り替えながら働く人のための形状です。長時間のデスクワークによる姿勢の崩れを防ぎ、集中力や生産性を保ちたい部署で取り入れる企業が増えています。配線が天板の昇降に合わせて動くため、ケーブルをまとめるトレーや、配線を隠せる脚のデザインになっているかを選ぶ際に確認しておくと、見た目の洗練された印象を保ちやすくなります。
ベンチ型(フリーアドレス向け)デスク
ベンチ型デスクは、1枚の長いテーブル状の天板を複数人で共有し、仕切りを設けずに並んで座る形状の机です。フリーアドレスやABW(Activity Based Working)など、座席を自由に選べる運用スタイルと組み合わせやすく、社員同士のコミュニケーションが生まれやすい点が特徴です。机のデザインを工夫することで、部署の壁を越えた自然な会話が生まれる機会にもつながります。個人の作業スペースを区切りたい場合は、天板上に低めのパネルや簡易的なブースを設置して周囲の視線を遮ったり、パーソナルスペースを示すトレーを併用したりすることで、開放感と集中のしやすさを両立できます。
天板・脚・袖(ワゴン)の素材と色で机の印象を仕上げる

机の形状を決めたあとは、天板・脚・袖(ワゴン)それぞれの素材とカラーを組み合わせて、机のデザインを仕上げます。同じ形状の机でも、素材と色の選び方次第でオフィス空間全体の印象は大きく変わります。天板の色を変えるだけでも、机から受ける印象は大きく変わります。
天板の素材とカラーで変わる印象
天板の素材には、傷や汚れに強く価格も抑えやすいメラミン素材、自然な木目の質感を活かしたホワイトオークやオークなどの突板、無垢材を使った重厚感のある仕様などがあります。木目調のナチュラルな色合いは、観葉植物や間接照明、内装のインテリアと組み合わせることで執務スペース全体に温かみのある雰囲気をつくりやすく、コーポレートカラーに近いトーンを選ぶと、オフィス家具としての統一感と快適で洗練されたデザイン性を両立できます。
脚・袖(ワゴン)のデザインと機能性
脚は、スチール製でシンプルな形状のものから、木目調のカバーを付けたデザイン性の高いものまで幅があります。床に多少の不陸があるオフィスでは、高さを調整できるアジャスター付きの脚を選んでおくと、机がぐらつかず安定して使えます。チェアと組み合わせて使う際の高さバランスも確認すると、より快適に使えます。袖(ワゴン)はキャスター付きのものを選ぶと、机の下の収納スペースを有効活用しながら、フリーアドレスや座席替えの多い部署でも柔軟に移動でき、レイアウト変更への対応力を高める選択です。結果として部署の作業効率の向上にもつながります。長時間のデスクワークで姿勢が崩れがちな働く人ほど、こうした機能を備えた机を導入する価値があります。
発注前に確認しておきたい机のデザインの落とし穴

見た目のデザイン性を重視するだけでなく、機能性に優れる机を選ぶには、発注前に次の点も確認しておくと、納品後の「思っていたのと違う」を防げます。
- 配線の見え方:デスク下にコンセントや配線トレーが備わっているか、配線がスムーズに取り回せるか、昇降式の場合はケーブルが天板の動きに追従する設計になっているかを確認します。
- モニターや資料の量に合ったサイズ:複数台のモニターを並べる業務や、壁際など設置場所の広さに応じて、標準サイズより幅や奥行きに余裕のある天板を選びます。
- キャスターやアジャスターの有無:座席替えが多い部署ではキャスター付き、床に不陸があるオフィスではアジャスター付きを選びます。
- 素材・カラーのサンプル確認:カタログの写真と、現地の照明の下で見た質感や色味は印象が異なることがあるため、可能であればサンプルを取り寄せて確認します。
まとめ

オフィス机のデザインは、多様な働き方に合う形状の選択と、天板・脚・袖の素材・カラーの組み合わせによって決まります。レイアウトや運用スタイル、基準寸法から検討したい場合はオフィスデザインのデスク選びとレイアウトのページもあわせてご覧ください。机のデザインを整えることで、快適な執務環境を実現できます。机のデザインでお悩みの際は、JOY Worksまでお気軽にご相談ください。オフィスデザインサービスや施工事例もあわせてご覧いただけます。
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