オフィスデザインの費用相場はいくら?規模別の金額目安・モデルケース・見積書の見方
「オフィスデザイン 費用相場」と検索する方の中には、費用の内訳はひと通り調べ済みで、自社の人数や坪数に当てはめたときに実際いくらになるのか、そして今手元にある見積書の金額が相場から外れていないかを知りたいという段階の方も多いのではないでしょうか。この記事では、人数・坪数別の金額の目安、具体的な2つのモデルケースでの費用イメージ、相場が変わる条件、見積書を確認するときのチェックポイント、依頼前に決めておきたいことまで、判断材料になる情報を中心にまとめました。快適性や生産性を高めるオフィスづくりを、移転・内装・家具までワンストップで支援するJOY Worksがご案内します。
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オフィスデザインの費用相場を人数・坪数別に確認する

まず結論からお伝えすると、オフィスデザイン・オフィスレイアウトの費用相場は、同じ空間・同じ坪数のオフィスでも仕上げのグレードによって2〜3倍の差が出ます。下記はあくまで目安ですが、人数・坪数の規模帯ごとに坪当たりの金額(坪単価)から概算のレンジを把握しておくと、見積もりを受け取ったときに大きく外れていないかを判断しやすくなります。予算の使い道を考えるときは、総額だけでなく、どこでコスト削減の工夫を効かせるかというオフィスづくり全体の視点も欠かせません。
5〜10名規模(15〜20坪程度)の費用相場
従業員5〜10名、オフィス面積15〜20坪程度の小規模オフィスでは、坪当たり10万円台〜15万円程度のシンプルな仕上げであれば150万円〜300万円程度、デザイン性と機能性を両立させた標準グレードであれば250万円〜600万円程度が目安になります。デザイン性の高い造作家具や照明計画、動線や空間デザインまで作り込むハイグレードな内容にすると、700万円以上になることもあります。
10〜20名規模(25〜40坪程度)の費用相場
従業員10〜20名、25〜40坪程度の規模になると、シンプルな仕上げで250万円〜600万円程度、標準グレードで400万円〜1,200万円程度が目安です。会議室やミーティングスペースを独立させる場合は、間仕切りや空調の増設が必要になり、同じ坪数でもオープンなレイアウトより費用が上振れしやすくなります。
20〜40名規模(50〜80坪程度)の費用相場
従業員20〜40名、50〜80坪程度の規模では、シンプルな仕上げで500万円〜1,200万円程度、標準グレードで750万円〜2,400万円程度が目安です。この規模からは執務スペース・会議室・リフレッシュスペースなどゾーニングする部屋数が増えるため、設備工事費(配線・空調・照明の増設分)の占める割合も大きくなっていきます。
40名以上の大規模オフィスは個体差が大きくなる
従業員40名を超える規模になると、坪単価そのものの個体差が大きくなり、一概に総額を示すことが難しくなります。これは、フリーアドレスやABW(アクティビティ・ベースド・ワーキング)の導入率、会議室の数、受付・応接スペースの規模など、企業ごとに設計の自由度が増すためです。この規模になったら、坪単価の目安に希望する坪数を掛けて概算するよりも、早い段階で複数社から見積もりを取り、自社の条件での総額を確認することをおすすめします。
モデルケースで見る費用イメージ

規模帯だけでは実感しづらい方に向けて、コンセプトを固める段階から具体的な条件を設定した2つのモデルケースで費用イメージを紹介します。実際の金額は物件の状態や発注時期によって変動するため、あくまで目安として参考にしてください。
モデルケース1:従業員15名・30坪・標準グレードで移転する場合
従業員15名、30坪のオフィスに、標準グレードで移転するケースを想定します。デザイン・設計費が40万円〜80万円程度、内装工事費(床・壁・天井の仕上げ、パーテーションや間仕切りの設置)が300万円〜450万円程度、設備工事費(照明・コンセントの配置変更、空調・通信インフラの整備)が80万円〜150万円程度、オフィス家具・什器費が100万円〜200万円程度で、トータルの総額はおおよそ520万円〜880万円程度に収まることが多い組み合わせです。
モデルケース2:従業員30名・60坪・ハイグレードでブランディングを重視する場合
従業員30名、60坪のオフィスに、来客対応やブランドイメージの向上を重視したハイグレードな内容で整えるケースを想定します。デザイン・設計費が150万円〜250万円程度、内装工事費が1,200万円〜1,800万円程度、設備工事費が250万円〜400万円程度、オフィス家具・什器費が300万円〜500万円程度で、総額はおおよそ1,900万円〜2,950万円程度になることが多い組み合わせです。エントランスや会議室などコーポレートカラーを使ったデザイン性の高い造作を増やすほど、内装工事費の占める割合が大きくなります。
オフィスデザインの費用相場が変わる条件

規模やグレード以外にも、費用相場を上下させる要因があります。見積もりの金額差に戸惑ったときは、次の条件が違っていないかを確認してみてください。
発注のタイミング(繁忙期と閑散期)
オフィス移転は決算期や年度替わりの前後に依頼が集中しやすく、この時期は職人の手配や工期の確保が難しくなるため、見積もりが高くなる傾向があります。反対に依頼が落ち着く時期であれば、工期や金額の交渉にも応じてもらいやすくなることがあります。
一括発注か分離発注か(契約方式の違い)
デザイン会社に設計から内装工事、家具の選定までを一括で依頼する方式と、デザイン・設計、内装工事、家具の手配をそれぞれ別の会社に分離して発注する方式があります。分離発注は各社と個別に金額交渉できる分、工事全体を取りまとめる設計監理の手間が発注者側に増え、その調整コストが見積もりに表れないまま後工程で膨らむことがあります。
建物・エリアによる違い
ビルの竣工年が古いほど、火災報知器などの消防設備や電気容量が現在の使い方に合わず、追加の改修が必要になりやすい傾向があります。スケルトン物件か居抜き物件かによっても工事範囲が変わるため、同じ坪数でも費用の差が出ます。また都心の大型ビルほど、工事車両の出入りや作業時間に管理規約の制約があり、夜間・休日工事が必要になって費用が上がることもあります。貸主との間で原状回復の範囲や工事に関する取り決めを事前に確認しておくと、想定外の費用を避けやすくなります。最終的な工事内容が消防法や建築基準法に適合するかどうかは、管理会社や専門家に確認しながら進める必要があります。
もらった見積書で確認したいポイント

相場感をつかんだうえで、実際に受け取った見積書が妥当かどうかを確認するときは、金額の大小だけでなく書き方にも注目してください。
項目ごとに内訳が分かれているか
「内装一式」のようにまとめて書かれた見積書は、どこにどれだけの金額がかかっているのかが分からず、他社と比較しづらくなります。デザイン・設計費、内装工事費、設備工事費、家具・什器費がそれぞれ分けて記載され、根拠になる図面や仕様書が添付されているかを確認しましょう。
工事区分(施主負担か会社負担か)が明記されているか
賃貸オフィスでは、空調や照明など建物側の設備をどこまで利用できるか、どこからが入居者の負担になるかという「工事区分」があります。この区分が見積書に明記されていないと、契約後に想定していなかった負担が発生することがあります。
「一式」表記が多すぎないか
ある程度の「一式」表記は一般的ですが、見積書全体が「一式」ばかりで数量や単価の記載がない場合は、内訳を開示してもらえるか確認することをおすすめします。数量×単価の形で書かれている項目が多いほど、後から金額の根拠を確認しやすくなります。
他社と比較するときの注意点
複数社から見積もりを取るときは、同じ坪数・同じ要望条件で依頼しているかを揃えることが大切です。会社によって含まれる業務範囲(設計監理やパース作成の有無など)が異なるため、総額だけで比較すると、実際には同じ条件ではないケースがあります。
依頼前に決めておくと見積もりがぶれないこと

見積もりの比較をスムーズにするために、依頼前に次の点を整理しておくことをおすすめします。
優先したい項目と妥協できる項目
デザイン性、機能性、コストのどれを優先するかを明確にしておくと、初回の打ち合わせでのデザイン会社からの提案も的確になりやすくなります。例えばエントランスや会議室にはこだわりたいが、バックオフィスはシンプルでよい、といった優先順位を先に共有しておくと、理想のオフィスに近づけやすくなります。
将来の増員・レイアウト変更の可能性
現在の人数だけでなく、1〜2年先の増員計画も踏まえて坪数やレイアウトの可変性を検討しておくと、後から追加工事が発生する事態を避けやすくなります。
希望する工期・入居時期
入居希望日が決まっている場合は、その日程を前提に依頼先へ伝えておくと、繁忙期と重なっていないか、逆算した工期で対応可能かを早い段階で確認できます。
まとめ

オフィスデザインの費用相場は、人数・坪数の規模帯とグレードの組み合わせでおおよその目安をつかむことができますが、発注のタイミングや契約方式、建物の条件によっても変動します。見積書を受け取ったら、内訳が項目ごとに分かれているか、工事区分が明記されているかを確認し、複数社を比較するときは同じ条件で依頼しているかをそろえることが大切です。費用の内訳や坪単価の目安をより詳しく知りたい方はオフィスデザインの費用はどれくらい?もあわせてご覧ください。依頼前に優先順位や入居時期を整理しておくことで、見積もりの比較もスムーズになります。オフィスデザインの費用相場についてご不明な点があれば、JOY Worksまでお気軽にご相談ください。オフィスデザインサービスや施工事例もあわせてご覧いただけます。
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