
オフィスデザインの画像(パース・完成イメージ図)とは?見るときの注意点
「オフィスデザイン 画像」と検索する方の中には、施工事例の写真を探している方だけでなく、これから契約するデザイン会社から見せられる「パース」や「完成イメージ図」と呼ばれる画像を、どう見ればよいのか分からず調べている方も少なくないのではないでしょうか。オフィスデザインにおける「画像」は、完成後に撮影された実際の写真だけでなく、工事が始まる前に空間の仕上がりを示すために作成される3DCGのパースや完成予想図も含む、やや幅の広い言葉です。移転・新築・改装のどの場面でも、契約前にこの画像を見て判断する機会があります。この記事では、パース・完成イメージ図がどの段階で作られ、見るときに何を確認すればよいのか、画像だけに頼らず判断するためのポイントまでを整理してご紹介します。オフィス移転・内装・家具をワンストップで支援するJOY Worksがご案内します。
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オフィスデザインの「画像」には大きく2種類ある

一口に「オフィスデザインの画像」といっても、実は性質の異なる2種類の画像が存在します。それぞれの違いを先に整理しておくと、資料を見比べるときに混同しにくくなります。
パース・完成イメージ図(工事前に作成される予想図)
パースとは、図面や設計データをもとに3DCGソフトなどで作成する、工事が完了する前の空間の見た目を示す予想図です。完成イメージ図・CGパースと呼ばれることもあり、提案・見積もりの段階で、実際に工事を発注する前に空間の雰囲気を確認するための資料として使われます。まだ存在していない空間を可視化したものであるため、実際の仕上がりとの間に一定の差が生じる余地がある点は理解しておく必要があります。
施工写真(完成後に撮影される実際の写真)
施工写真は、実際に工事が完了した空間をカメラで撮影した写真です。素材の質感や光の入り方、実寸のスケール感がそのまま写るため、完成後の姿を確認する資料としてはパースより正確です。ただし施工写真は自社の完成後にしか撮れないため、契約前の検討段階ではパースに頼らざるを得ない場面が多くなります。実際の施工写真の見方や集め方はオフィスデザイン 写真の見方で詳しく解説しています。
パース・完成イメージ図を見るときに確認したい5つのポイント

パースはあくまで予想図であるため、画像を鵜呑みにせず、次の5つの視点で確認しておくと、完成後の「思っていたのと違う」というギャップを減らしやすくなります。
色・素材の質感は画面上と実物で差が出やすい
パースの多くはCGソフトでレンダリングされるため、木目や布地、金属といった素材の質感は、実物よりも滑らかに、色味もやや鮮やかに表現される傾向があります。特に濃い色や特殊な質感の素材を検討している場合は、画像だけで判断せず、後述するサンプルで実物の色・質感を確認することをおすすめします。
家具・什器のサイズ感は縮尺と数値で確認する
パース内のデスクや椅子、収納棚は、見た目の印象だけでは実際の大きさが伝わりにくいことがあります。画像上の見た目だけで判断せず、図面に記載された寸法や縮尺と合わせて確認し、通路幅やデスク間の動線、什器同士の間隔が実際に業務で使う広さとして十分かどうかをチェックしておくと安心です。何坪の面積にどれくらいの席数を配置する計画なのかという目安も、あわせて確認しておくと広さの感覚がつかみやすくなります。
人物や小物のスケール感に惑わされない
パースに配置される人物のイラストや観葉植物、小物類は、空間の広さや高さの印象を伝えるための演出として使われることが多く、実際に導入される家具や装飾そのものではない場合があります。画像内の人物や小物に写っているものが「標準仕様」なのか「イメージを伝えるための一例」なのかは、あいまいなまま進めず担当者に確認しておくとよいでしょう。
光の入り方・照明の表現は演出されていることがある
パースでは、窓からの自然光や照明の効果が、実際の建物の窓の向き・大きさ以上に明るく開放的に演出されることがあります。特に窓の少ないテナントや、北向きの窓しかない物件では、パースの明るい印象と実際の採光に差が出やすいため、現地の窓の位置・大きさと合わせて確認しておきたいポイントです。
どこまで確定した設計かを確認する
提案段階のパースは、レイアウトや家具の配置がまだ確定しておらず、その後の打ち合わせで変更される前提のイメージ図であることも多くあります。1枚のパースを見て「これで決まり」と思い込まず、その画像がどの検討段階のもので、今後どの部分が変更され得るのかを、あわせて確認しておくと認識のズレを防げます。ヒアリングで伝えた要望がきちんと反映されているかどうかも、あわせて見ておきたい視点です。
パース・完成イメージ図はどの段階で作られる?

パースが依頼から完成までの、どのタイミングで作られる資料なのかを知っておくと、画像を見せられたときに「今どの段階の話をしているのか」を把握しやすくなります。
多くは提案・見積もりの段階で作成される
パースは、ヒアリングをもとにした執務スペース・ワークスペースのレイアウト案やデザイン案を分かりやすく伝えるため、提案や見積もりのタイミングで作成されることが一般的です。図面や仕様書だけでは空間の雰囲気が伝わりにくいため、パースを見ながら方向性を確認し、認識をすり合わせたうえで契約・着工へ進む流れになります。会社によってはパース作成が別途料金となる場合もあるため、見積もりの内訳にパース費用が含まれているかは事前に確認しておくと安心です。
修正回数・追加費用の目安は会社ごとに異なる
パースを見て気になった点を伝え、こまめにコミュニケーションを取りながら修正してもらい、方向性を固めていくのが一般的な進め方です。無料で対応してもらえる修正回数には会社ごとに幅があり、規定の回数を超えると追加費用が発生するケースもあります。何回まで無料で修正できるのか、追加費用が発生する場合の金額感はどの程度かを、打ち合わせの早い段階で確認しておくと、後から想定外の費用が発生する事態を避けやすくなります。この確認自体が、双方の認識をすり合わせ、最終的な着工の判断を促す機会にもなります。
画像だけで判断せず、あわせて確認したいこと

パースは空間全体のイメージをつかむうえで便利な資料ですが、画像だけで最終判断をすると、完成後の印象とのギャップにつながることがあります。次の2点をあわせて確認しておくと、より実物に近いイメージで検討を進められます。
素材サンプル・現物での色・質感の確認
床材や壁材、椅子の張地といった素材は、可能であれば実物のサンプルを取り寄せ、実際の照明環境で色・質感を確認することをおすすめします。特に会議室や役員室など、限られた面積に使う特徴的な素材を検討している場合は、サンプル確認の重要度が高くなります。
見積書・仕様書との照合
パースに描かれている家具や設備がすべて見積もりに含まれているとは限りません。イメージを伝えるための参考として描かれた造作や装飾が、実際には別途オプション扱いになっている場合もあるため、パースと見積書・仕様書を照らし合わせ、画像に写っているものと発注する内容が一致しているかを確認しておくと安心です。
施工事例の写真をあわせて参考にする

パースで方向性を確認しながら、実際に完成した施工事例の写真も参考にすると、完成後の仕上がりをより具体的にイメージしやすくなります。JOY Worksが手掛けた実際のオフィスデザイン事例はオフィスデザイン事例でご紹介していますので、あわせてご覧ください。企業イメージ・ブランドイメージとしての方向性を先に固めておきたい場合はオフィスデザインイメージとはもご参照ください。
まとめ

オフィスデザインの「画像」には、契約前に見せられるパース・完成イメージ図と、完成後の施工写真という性質の異なる2種類があります。パースは色・素材の質感、家具のサイズ感、光の演出、設計の確定度合いなど画像だけでは分かりにくい点があるため、素材サンプルや見積書との照合とあわせて確認しながら検討を進めることが、完成後のギャップを生まれにくくするポイントです。画像の見た目の良さだけでなく、実際に働ける機能性との両立まで確認しておくことが、イメージ通りのオフィスづくりへの近道です。自社のオフィスデザインでお悩みの際は、JOY Worksまでお気軽にご相談ください。オフィスデザインサービスや施工事例もあわせてご覧いただけます。
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