オフィスの緑化を計画的に進める方法|緑視率の測り方から導入・運用まで

「オフィスデザイン 緑」と検索する方の中には、緑を取り入れる効果や植物の種類はひととおり分かっていて、次に「実際にどう計画して、何から手をつければよいか」を知りたい方も多いのではないでしょうか。緑化は観葉植物を1つ置けば終わりというものではなく、どこにどれだけ配置するかという計画と、導入後の運用体制まで含めて考えることで、効果を長く保てる取り組みになります。この記事では、緑視率の把握から目標設定、ゾーン別の優先順位づけ、観葉植物の購入・レンタル・内装工事という3つの導入方法の比較、導入後の運用体制づくりまでを、実務の進め方として整理してご紹介します。オフィス移転・内装・家具をワンストップで支援するJOY Worksがご案内します。

オフィス移転のご相談やお見積り
お気軽にご相談ください!

レイアウトやスケジュールのご相談や
おすすめプランのご提案もお任せください

代表の福士がお問合せに対応いたします

\ プランや料金などお気軽にご相談を! /

お問合せ
代表の福士
代表 福士

緑化を「計画」として進める理由

観葉植物を効果的に配置したオフィスの執務スペース

導入段階でただ観葉植物を増やすだけだと、デスク周りに鉢植えが雑然と増えたり、手入れが行き届かず枯れてしまったりといった、よくある失敗につながりやすくなります。緑化を計画的に進めることで、限られた予算と手間の中でも、効果を実感しやすい場所に優先してグリーンを配置し、視覚的な温かみのある空間演出を長く維持できる体制を整えやすくなります。緑を取り入れる考え方の背景にある「バイオフィリックデザイン」の効果については、次の項でご紹介する別記事で詳しく解説しています。

観葉植物を取り入れる効果や選び方は別記事で解説

グリーンを取り入れることで期待できる効果や、本物の観葉植物とフェイクグリーンの違い、オフィスに向く植物の種類については、オフィスデザインにグリーンを取り入れる効果と選び方で詳しく解説しています。ここでは、効果や植物選びをひととおり理解した方が、実際に導入を計画し進めていくための具体的な手順を中心に解説します。

緑化計画の第一歩:緑視率を把握し、目標を決める

緑を取り入れたオフィスのエントランス外観

緑視率とは何か

緑視率とは、人の視界に占める緑(植物)の割合を示す指標で、一般的には視界の10〜15%程度に緑があると、見る人の緊張を和らげる効果が期待できるとされています。緑化を計画的に進めるには、まず自社オフィスの現状の緑視率がどの程度かを把握し、どこまで増やすかという目標を決めることが出発点になります。

自社オフィスの緑視率をおおまかに把握する方法

厳密に測定する専門機器がなくても、各ゾーンに実際に立ち、視界に入る緑の量を写真に撮って見比べるだけで、おおまかな目安はつかめます。デスクに座った状態、会議室の着席位置、エントランスに立った状態など、実際に人が過ごす視点で確認すると、計画に落とし込みやすくなります。

ゾーンごとに目標値を変える考え方

オフィス全体で同じ緑視率を目指す必要はありません。来訪者の第一印象を左右するエントランスや受付は高めの目標を、集中作業が中心の執務スペースは視界を妨げない程度の目標を設定するなど、ゾーンの役割に合わせて目標値を変えると、予算と効果のバランスを取りやすくなります。

ゾーン別の優先順位をつける

来客の目に触れる受付スペースのデザイン

来訪者の目に触れるゾーンを優先する

予算やレンタル植物の管理に限りがある場合は、まずエントランス・受付・会議室といった、来訪者や取引先の目に触れる機会が多いゾーンを優先するのが基本の考え方です。開放的で快適性の高い印象を与えやすく、企業イメージへの影響が大きいため、投資対効果を実感しやすい場所でもあります。

社員が長時間過ごすゾーンを次に検討する

来訪者向けのゾーンに続いて検討したいのが、執務スペースや休憩・リフレッシュスペースです。社員が長時間過ごす場所にグリーンを配置することで、日々のストレス緩和や視覚疲労の軽減、リラックスできる雰囲気づくりといった効果を、より多くの社員が継続的に得られるようになります。

優先順位の低いゾーンは将来の拡張余地として残す

バックヤードや倉庫、使用頻度の低い会議室などは、初回の導入では優先度を下げても問題ありません。全体の緑化計画の中に「今後追加できる場所」として位置づけておくと、予算が確保できたタイミングで段階的に拡張しやすくなります。

緑化の進め方:3つの導入方法を比較する

壁面緑化を取り入れたオフィスの内装デザイン

自社で観葉植物を購入し管理する

鉢植えを購入し、社内の担当者が水やりや剪定を行う方法です。初期費用を抑えやすく、植物への愛着が生まれやすい一方、水やりや害虫対策といった日常的な手間が発生するため、担当者と管理ルールを決めておく必要があります。

レンタル観葉植物サービスを利用する

専門業者と契約し、植物の設置から水やり、入れ替えまでを委託する方法です。社内に手間をかけずに緑化を進められ、枯れた場合も業者が交換してくれるため、管理体制を整える余裕がない企業に向いています。月額のレンタル料が継続的に発生する点は、予算計画に含めておく必要があります。

内装工事として壁面緑化・造作緑化を依頼する

壁面緑化(グリーンウォール)や、間仕切りと一体になった造作のプランターなど、内装工事の一部として緑化を依頼する方法です。デザイン性の高い仕上がりになりやすく、オフィス全体のデザインと一体感を持たせやすい一方、工事を伴うため費用は他の2つの方法より高くなる傾向があり、内装デザインの打ち合わせの初期段階から組み込んでおくことが重要です。

導入後の運用体制を決めておく

観葉植物のメンテナンス作業を行う様子

管理担当者と頻度を決める

自社で植物を管理する場合は、水やりや剪定の担当者、作業の頻度をあらかじめ決めておきましょう。担当者が不在のときの代わりの体制まで決めておくと、管理が滞って植物が傷んでしまう事態を防ぎやすくなります。

メンテナンス委託する場合の確認ポイント

レンタルサービスや外部委託を利用する場合は、訪問頻度、枯れた際の交換条件、契約期間と解約条件を契約前に確認しておくことが、後々のトラブルを防ぐポイントです。

ビル管理規約を運用ルールに組み込む

テナントビルでは、避難通路や消防設備の前にグリーンを置くことが制限されている場合があります。導入前の確認だけでなく、新しく植物を追加する際にも同じ基準で確認する運用ルールとして、社内に定着させておくと安心です。

緑化の取り組みを社内外に発信する

働きやすさを感じる従業員とオフィス空間

採用活動・企業イメージへの発信

整った緑化計画のもとで実現したオフィス空間は、採用サイトや会社説明会で紹介する際の訴求材料にもなります。働きやすい環境づくりに取り組んでいる姿勢を、具体的な写真とともに伝えやすくなり、社員の満足度やコミュニケーションの活性化を伝える材料としても使いやすくなります。

SDGs・環境配慮への姿勢として伝える

緑化の取り組みは、環境に配慮した経営の一環として、SDGsやCSRの取り組みを紹介するページで触れることもできます。断定的な成果を示すというより、取り組んでいる事実を伝える形で発信するとよいでしょう。

まとめ

オフィスの内装工事が進む施工現場

オフィスの緑化は、観葉植物を思いつきで配置するのではなく、緑視率の現状把握と目標設定、ゾーンごとの優先順位づけ、自社管理・レンタル・内装工事という導入方法の比較、そして導入後の運用体制づくりまでを一連の計画として進めることで、効果を長く維持しやすくなります。緑を取り入れる効果や植物選びの基本はオフィスデザインにグリーンを取り入れる効果と選び方もあわせてご覧ください。オフィスの緑化やデザインについて相談したい場合は、JOY Worksまでお気軽にご相談ください。オフィスデザインサービスや施工事例もあわせてご覧いただけます。

オフィス移転のご相談やお見積り
お気軽にご相談ください!

レイアウトやスケジュールのご相談や
おすすめプランのご提案もお任せください

代表の福士がお問合せに対応いたします

\ プランや料金などお気軽にご相談を! /

お問合せ
代表の福士
代表 福士