オフィスの外観デザインが重要な理由と、印象を決める4つの要素・工夫のポイント

「オフィスデザイン 外観」と検索する方は、来訪者や取引先、求職者に良い印象を与えられるオフィスの外観をどう作ればよいのか、具体的な考え方を知りたいのではないでしょうか。オフィスの外観は建物の見た目だけの問題ではなく、企業のブランドイメージや事業への姿勢を最初に伝える、いわばオフィス全体の空間デザインの入口にあたる要素です。この記事では、オフィスの外観デザインが重要とされる理由から、外観を構成する要素、印象に残る外観に仕上げる工夫、自社ビル・テナントビルで異なる検討範囲までを整理してご紹介します。オフィス移転・内装・家具をワンストップで支援するJOY Worksがご案内します。

オフィスの外観デザインが重要な3つの理由

おしゃれなデザインのオフィスエントランス外観

「オフィスデザイン 外観」と検索する方の多くは、来訪者や取引先、求職者に良い印象を与えられる外観をどう作ればよいのか、具体的な考え方を知りたいのではないでしょうか。ここでは、オフィスの外観デザインが重要とされる3つの理由を紹介します。

来訪者・取引先に与える第一印象を左右する

来訪者や取引先が最初に目にするのは、受付やエントランスの内装ではなく、建物の外観です。外壁の素材や色、看板の見せ方、エントランス周りの整い方といった細部の積み重ねが、来訪者の第一印象を決定づける最初のポイントです。第一印象で「洗練された企業」「信頼できる会社」という印象を持ってもらえれば、来客時にも安心感を持って臨んでもらいやすくなり、取引先との信頼関係を構築するうえでも重要な要素になります。逆に外観が雑然としていたり、老朽化した印象を与えたりすると、内装や接客がどれほど丁寧でも、ビジネスとしての信頼性を損ないかねません。

企業のブランドイメージを社外へ発信する

オフィスの外観は、道行く人や周辺の企業からも日常的に目にされる、いわば企業の顔です。コーポレートカラーをアクセントとして取り入れたり、ロゴを掲げるサインを設けたりすることで、街を歩く人にも企業の存在やブランドイメージを自然に発信できます。特に自社ビルを構える場合は、外観そのものが企業を象徴するシンボルとなり、社会的な信頼性やブランディングの一部として機能します。テナントビルの一室であっても、エントランス周りのサインや照明の工夫次第で、企業らしさを表現することは十分に可能です。

従業員の帰属意識やモチベーションに影響する

外観デザインの効果が及ぶのは、社外の来訪者だけではありません。毎日その建物を目にして出社する社員にとっても、洗練された外観やこだわりの感じられるデザインは、自社への誇りや帰属意識を高めるきっかけになります。企業イメージに合った外観は、働く場所への愛着や仕事へのモチベーション向上にもつながり、求職者に対しても「働きたい」と思わせる採用ブランディングの一助となります。エントランス前のスペースに植栽やグリーンを配置し、屋外のリフレッシュスペースとして活用しながら、出社時に気分転換できるような雰囲気を演出している企業も増えています。

オフィスの外観デザインを構成する4つの要素

コーポレートカラーを取り入れたオフィスの案内サイン

オフィスの外観デザインは、いくつかの要素の組み合わせで成り立っています。設計を検討するうえで欠くことのできない、代表的な4つの要素を紹介します。

外壁・ファサード

外壁(ファサード)は、外観デザインの土台となる最も面積の大きい要素です。タイルや石目調の素材、木目調のパネル、ガラスなど、選ぶ素材や色によって重厚感のある印象にも、モダンで洗練された印象にも仕上がります。ホワイトやグレーを基調とした色彩でまとめればデザイン性の高いすっきりとした外壁に、木目調のパネルを添えれば温かみのある装飾性を加えられます。近年は、ガラスを多く用いて内部の様子が透けて見える外壁にすることで、透明性や開放感を演出し、企業の風通しの良さを表現するケースも増えています。ルーバーと呼ばれる格子状の部材を外壁に取り付ければ、光や視線を適度に遮りながら陰影のある表情を加えることもでき、断熱性など意匠面以外の機能性を兼ね備えた素材選びも求められます。

看板・サイン

看板やサインは、企業名やロゴを来訪者に伝える案内表示であると同時に、外観デザインを構成するアクセントでもあります。建物の正面や出入口に設置するサインの素材・書体・色使いは、コーポレートカラーとの調和を意識して選ぶと、企業イメージを一貫して伝えやすくなります。夜間でも視認性を確保できるよう、内照式のサインや照明と組み合わせたデザインを取り入れる企業も多く見られます。

エントランス・出入口まわり

エントランスや出入口まわりは、外観から内装への橋渡しとなる部分で、企業の第一印象を大きく左右します。庇(ひさし)や植栽、アプローチの通路といった要素を工夫することで、来訪者を自然に建物の中へ導き、執務スペースまで違和感なくつながる動線をつくれます。開放感を持たせたガラス張りの出入口にすれば、初めて訪れる方にも明るい印象と安心感のある雰囲気を伝えられます。エントランスから受付にかけての内装デザインについてはオフィスのエントランスデザインが重要な理由と検討すべき5つのポイントで詳しく解説しています。

照明

照明は、日中と夜間で外観の印象を大きく変える要素です。日中は自然光を取り入れる窓の配置や庇の設計が重要になり、夜間はダウンライトやアップライトで外壁やサインを照らし出すことで、存在感を強調しながら洗練された雰囲気を演出できます。季節や時間帯の変化に応じて表情を変える照明計画をしっかりと考慮しておくことで、24時間を通じて安定した企業イメージを保つことができ、防犯面での安全性を高める効果も期待できます。

印象に残る外観デザインにするための工夫

観葉植物を取り入れたオフィスエントランスの外観

実際に印象に残る、おしゃれな外観デザインにするためには、次のようなポイントを意識すると近づけやすくなります。

  • コンセプトとコーポレートカラーを軸にする:企業のビジョンや事業内容に合ったコンセプトを最初に明確にし、コーポレートカラーをアクセントとして一貫して取り入れることで、統一感のある外観に仕上がります
  • 内装デザインと調和させる:外観と内装のデザインテイストがちぐはぐだと、来訪者に違和感を与えてしまいます。素材やカラーリングのトーンを外観・内装で揃えることで、建物全体の空間に一体感が生まれます
  • トレンドのデザインスタイルを取り入れる:観葉植物や自然素材をふんだんに使う「バイオフィリックデザイン」など、自然と調和したスタイルは、従業員の快適性や創造性の向上にもつながるとして近年注目されています
  • 照明と素材のテクスチャにこだわる:木目調のパネルとガラス、金属素材を組み合わせるなど、複数のテクスチャを調和させることで、単調にならない奥行きのある外観デザインを表現できます

自社ビル・テナントビルで異なる検討範囲

壁面素材にこだわったオフィスビルの外観デザイン

オフィスの外観デザインをどこまで自由に検討できるかは、自社ビルかテナントビルかによって大きく異なります。自社ビルであれば、外壁の素材選びから看板の設置場所まで、意匠のすべてを自社の裁量で決められる一方、テナントビルの場合は建物のオーナーや管理会社の規約によって、変更できる範囲があらかじめ決まっていることがほとんどです。テナントビルでは、エントランス周りのサインや照明といった限られた範囲の中で、来訪者が求める分かりやすさや企業らしさをいかに表現するかが検討のポイントになります。また、外壁の改修や増設を伴うデザイン変更では、建築基準法や消防法などの法令面の確認も欠かせません。避難経路の確保など、安全性に関わる制約がデザインの自由度に影響することもあるため、具体的な計画を進める際は建築士や施工会社に確認しながら進めることをおすすめします。築年数が経った建物でも、外観をリニューアルすることで資産価値や企業価値の向上、新たな企業イメージの創出につながるケースもあります。自社ビル・テナントビルを問わない、建物全体のデザインの考え方についてはオフィスビルデザインの考え方と、自社ビル・テナントビルで押さえておきたいポイントでも詳しく紹介しています。

オフィスの外観デザインを整える進め方

床材・壁材にこだわったオフィスの内装

オフィスの外観デザインを実際に進める際は、まず自社が伝えたい企業イメージやコンセプトを整理したうえで、外壁・看板・エントランス・照明といった要素ごとの方向性を決め、レイアウト提案、内装の設計、什器の選定という流れで検討を進めるのが一般的です。外観デザインだけを単独で発注すると、内装や什器選定との統一感を保ちにくくなるため、コンセプト設計から内装・家具の選定までをワンストップで相談できるソリューションを活用すると、イメージのすり合わせがスムーズになります。オフィス移転にあわせて外観から見直すケースもあれば、既存のビルの外壁や看板だけをリニューアルするケースもあり、予算や物件の条件に応じて柔軟に検討を進めることが大切です。

まとめ

内装工事の様子

オフィスの外観デザインは、来訪者や取引先に与える第一印象を左右するだけでなく、企業のブランドイメージを社外へ発信し、従業員の帰属意識やモチベーションにも影響する重要な要素です。外壁・看板・エントランス・照明という4つの要素を押さえたうえで、コンセプトとコーポレートカラーを軸に内装との統一感を意識すれば、企業の魅力が伝わる外観に近づけられます。自社ビル・テナントビルで検討できる範囲は異なりますが、限られた条件の中でも工夫次第で印象に残る外観デザインは実現可能です。具体的な外観デザインの進め方について相談したい場合は、JOY Worksまでお気軽にご相談ください。オフィスデザインサービス施工事例もあわせてご覧いただけます。

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