
オフィスデザインのエントランス、受付タイプ・企業規模別に見るデザインパターン
「オフィスデザイン エントランス」と検索する方の多くは、実際にどんなデザインパターンがあるのか、自社の規模や受付スタイルに合った印象的で魅力あるエントランスをどう作ればよいのかを知りたいのではないでしょうか。ひと言でエントランスデザインといっても、受付の対応方法や企業規模、業種によって適した形は大きく異なります。この記事では、受付スタイル別・企業タイプ別に見るエントランスデザインのパターンと、検討を進める際の流れ・コスト感を整理してご紹介します。オフィス移転・内装・家具をワンストップで支援するJOY Worksがご案内します。
オフィスデザインにおけるエントランスの役割

オフィスのエントランスは、来訪者や求職者が最初に触れる企業の「顔」であり、第一印象や企業イメージ、ブランディングを左右する重要な空間です。訪れる人に企業の個性を表現し、信頼感を伝える場でもあります。エントランスがなぜ重要視されるのか、コンセプト・動線・照明といった基本の検討ポイントについてはオフィスのエントランスデザインが重要な理由と検討すべき5つのポイントで詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。ここでは、実際にエントランスをデザインする際に参考になる、受付スタイル・企業タイプ別のパターンを中心にご紹介します。
受付スタイル別に見るオフィスデザインのエントランスパターン

エントランスのデザインは、受付をどう運用するかによって求められる空間の作り方が変わります。来訪者にとって心地よい空間かどうかは、受付スタイルの選び方に大きく左右されます。代表的な3つのパターンを紹介します。
有人受付型
受付スタッフが常駐し、来訪者を直接迎える形式です。企業の顔として洗練された印象を演出しやすく、受付カウンターの素材やコーポレートカラーをアクセントに使い、待合スペースに落ち着きのある色合いのチェアやベンチを配置すれば、ちょっとした打ち合わせや休憩にも使える、心地よいおしゃれな空間を作れます。士業・金融機関・大手企業など、来客対応の質を重視する業種で選ばれる傾向があり、印象的なエントランスとして企業のブランド力を高める効果も期待できます。
無人・省人化受付型
タブレットや内線電話で担当者へつなぐ無人受付を導入し、常時人が対応するカウンターを省いたスタイルです。フリーアドレスやABW(アクティビティ・ベースド・ワーキング、以下abw)を採用する企業と相性がよく、abw型のオフィスでは限られたスペースを有効活用しながら人件費の負担も抑えられます。ICカードによる入退出管理とあわせて導入すれば、省人化とセキュリティ確保を両立でき、来訪者・従業員双方の利便性向上を促進する効果も見込めます。
サイネージ・セルフ受付型
デジタルサイネージや展示パネル、QRコードを使ったセルフ受付システムを設置し、来訪者自身が担当者を呼び出せるようにするスタイルです。自社のブランドメッセージや取り組みを映像で発信しながら企業の世界観を効果的に見せることができ、受付対応の効率化も図れるため、来客数の多いオフィスや、ショールームを兼ねたエントランスで採用が増えています。
企業規模・業種別に見るオフィスデザインのエントランス実例パターン

受付スタイルに加え、企業規模や業種によっても適したエントランスの作り方は変わります。自社の企業価値をどう伝えるかという視点も、パターンを選ぶ際の重要な判断材料になります。
大企業・上場企業タイプ
企業理念やビジョンを反映したブランディングを重視し、コーポレートカラーやロゴを効果的に配したデザイン、自社製品や取り組みを紹介するギャラリー・展示スペースを設けるケースが多く見られます。来訪者だけでなく、社員のエンゲージメントや帰属意識を高める効果も期待できるため、企業理念を象徴し体現する空間として力を入れる企業が増えています。自社の魅力を訴求し、来訪者へアピールするだけでなく、社員が自社への誇りを感じられる空間としても機能します。エントランスを起点に組織の一体感や自社の魅力を伝える取り組みは、採用活動にも良い影響を与えます。
中小企業・スタートアップタイプ
限られたスペースを有効に使うため、受付カウンターを設けずフリーアドレスの執務スペースと一体化させたり、木材や観葉植物などコストを抑えつつ温かみのある演出を取り入れたりする工夫が見られます。フリーアドレスやリモートワークなど働き方の変化に対応しながら、来客用と従業員用の動線をゆるやかに分ける程度にとどめ、企業の個性を感じさせるデザインで差別化を図るケースも多くあります。小規模オフィスのデザインパターンについてはオフィスデザイン小規模もあわせて参考にしてください。
士業・クリニック・金融など来客対応重視タイプ
来客との商談や会議、個人情報を扱う機会が多い業種では、応接室や打ち合わせスペース、待合スペースを丁寧に設計し、機密情報が来訪者の目に触れない動線・ゾーニングを意識する傾向があります。受付から先のエリアの入退出管理や、会話が来訪者に聞こえる範囲への配慮など、セキュリティと快適な待合空間の両立が求められます。機能性を確保しながら誠実な印象を演出することが、取引先からの信頼にもつながります。
オフィスデザインのエントランスで組み合わせたい素材・演出パターン

上記のスタイルに、素材や照明の演出を組み合わせることで、エントランスの空間デザインをさらに作り込めます。明るい木材やグリーン(観葉植物)のやわらかい緑を組み合わせれば温かみのある親しみやすい印象に、ガラスパーティションで空間を仕切りながら間接照明を組み合わせればモダンで洗練された印象になります。コーポレートカラーを壁面やサイン、床のカーペットなどに視覚的な統一感が出るよう装飾として取り入れることも、多くの企業で採用されているブランディング演出のパターンです。自然光や柔らかな光と素材を調和させれば、来訪者に安心感を与える開放的な雰囲気づくりにもつながり、社員が日常的に通るたびに企業らしさを印象づける効果も期待できます。毎日エントランスを通る従業員同士のコミュニケーションが生まれやすい配置にすることも、企業文化を育てる空間演出の工夫のひとつです。デザイン性と機能性を両立させたパターンを選ぶことがポイントです。
オフィスデザインのエントランスを検討する際の進め方とコスト感

エントランスのデザインを検討する際は、まず受付スタイルや企業規模に応じた方向性を明確にし、レイアウト提案・内装工事・家具選定という流れで計画を進めるのが一般的です。既存の受付カウンターのリニューアルなど部分的な改装であれば比較的小さな予算からでも着手できますが、動線やゾーニングを含めたフルリニューアルになると内装工事や家具調達もあわせて検討する規模になります。デザイン・内装工事・家具の手配がそれぞれ別の業者に分かれると調整に手間がかかりやすいため、コンセプト段階から一貫して相談できる体制を選んでおくと、予算感を含めたイメージのすり合わせがスムーズです。使いやすさや来客・社員双方への配慮を考慮した設計は、働く人や従業員の満足度向上にも好影響を与える要素となります。やさしい印象と適度な機能性のバランスを意識することが、失敗しないエントランスづくりのポイントです。
まとめ

オフィスデザインのエントランスは、有人受付型・無人省人化型・サイネージ型といった受付スタイルや、大企業・中小企業・来客対応重視の業種といった企業タイプによって、適したデザインパターンが異なります。自社の規模や来客の特性に合ったパターンを踏まえながら、素材や演出を組み合わせてオリジナリティのあるデザインアイデアを加えていくことが、失敗しないエントランスデザインの進め方といえます。社外の来訪者だけでなく、社内で働く従業員にとっても良い効果をもたらすエントランスづくりは、企業活動全体に良い影響を与えます。具体的な進め方やコスト感について相談したい場合は、JOY Worksまでお気軽にご相談ください。オフィスデザインサービスや施工事例もあわせてご覧いただけます。
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